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2022.09.07
共立ホールディングス

水問題の構造的解決に挑むWOTA株式会社に出資

共立ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙居 隆章、以下「当社」)は「小規模分散型水循環システム」および「水処理自律制御技術」を開発・提供するWOTA株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:前田 瑶介、以下「WOTA(ウォータ)社」)に出資したことをお知らせします。

水問題の構造的解決に挑むWOTA株式会社に出資
昨今、地球上の水問題は深刻化しつつあります。国内では、上下水道の老朽化による修復コストや過疎地における水道インフラの維持コストが増大する一方、人口減少による料金収入の減少で上下水道事業の財政が厳しくなることが予想されています。世界では、水の需要が供給を上回り、2030年には世界人口の約40%が水不足に陥る可能性があります。

WOTA社は、「水問題を構造からとらえ、解決に挑む」を存在意義に掲げ、地球上の水資源の偏在・枯渇・汚染によって生じる諸問題の解決のため、「小規模分散型水循環システム」および「水処理自律制御技術」を開発しています。この「小規模分散型水循環システム」を国内外に普及させることで、人類がより持続的かつ自由に水資源を使いこなせる「小規模分散型水循環社会」の実現を目指しています。
今後、WOTA社は「小規模分散型水循環システム」のプロダクト化および社会実装に取り組む予定です。

当社は、衛生的で快適な環境を創造する日本カルミック株式会社を始めとする複数のグループ企業を傘下に持ち、積極的に新たな分野や既存事業との親和性が高い分野への投資を行っています。
本出資は、WOTA社の目指す未来に共感し、当社グループ企業である日本カルミック株式会社が培ってきた全国に広がるネットワークを生かして協業を進めることで、「小規模分散型水循環システム」の社会実装の推進を図るものです。